キャラ弁・顔文字も日本文化　高校の英語教科書で紹介



２０１３年度から使われる高校の英語の教科書で、アニメなどのキャラクターに似せた弁当「キャラ弁」やメールに使う「顔文字」が、日本の文化として紹介される。改正教育基本法に「伝統と文化の尊重」と明記され、古い伝統や技術を載せるだけでなく、若い世代の「今」も映し出している。

　キャラ弁は、文英堂が「最近では米国人の間でも人気がある」と紹介。インターネットに弁当に関する情報が多く、野菜やハムを使って動物の顔などをつくる「キャラ弁」は、英語でも「ｃｈａｒａｂｅｎ」という表記で使われている実態にも言及した。開隆堂出版は、キャラ弁を見た外国の人が「日本人はとても創造的ね」と驚く文章を載せた。